未来の看護師さん助産師さんとアクティブラーニング
先週、今週と看護学生さんと楽しく過ごさせていただきました。
「何知りたい?」
「なんかやってみたいことある?」
学生さんの「知りたい」「やりたい」にお応えしてみました。
今日は、学校では中々学べない「傾聴」
意外とやったことないと思われる。
教えてくれる機会もない。
教えてもらえないまま現場に行くので、
スキルとして持っていなかったかつての私は、
相談中のご相談者に、何が起こっているかわからなかったのです。
話しを聴くだけで終了してしまう。その結果・・・
患者さん 「聞いてもらってありがとう」
と言われ
「患者さんのお役に立ったのかな?」と
傾聴できていたかも謎・・・。
まさに、「聞いただけ」だったと思います。
面談スキルを受け継いだら
スキルと感情(共感)を上手に使いこなせるようになると
感情労働だった面談も、すっかり「腕の見せどころ」
つまり、自信となりましたので、
今度は未来の看護師さんたちに繋がせていただきました。
相手の呼吸・動きをミラーリング、動き回ってもミラーリング。
(観察の必要性とされている側の心理を体験)
観察力を研ぎすませている・・・
相手の言葉を使ってまとめ返し・・・
合ってるかどうか、質問する。(←これが大事)
傾聴で学ぶべきことは3つ。
・共感的態度
・無条件の肯定的配慮
・自己一致 ← 結構、意識してないひと多いです〜
自分たちのワーク中の写真で動きを確認して。
さて、いかがでしょうか。
実際の演習時にパチリ。全員完璧なミラーリングの図↓↓
自分たちの写真をみんなでみてみて
「わ〜え〜ほんとだ〜〜〜」
されててみてどうだった?
「気づかなかった〜」
「全然嫌な気分にならなかった」
「聞いてくれてるってわかって嬉しかった!」
お礼を言う学生さんたち。
気付き
・傾聴って、されると嬉しかったこと
・もっと話したくなること
・何でも受け止めてもらえそうだったから話しやすかったこと
・傾聴してくれないと、話を面白くしてしまうかも → これは新しい!これがZ世代か!?
・傾聴してくれてないと、相手に合わせようとしてしまう → 大発見でした。
人にされて嬉しかったことはしてあげたくなります🩷
嬉しいことをたっぷり体験したら、素敵な看護師さんが
増えていきます。
看護教育も、厳しめだとパワーは連鎖してしまいますから
よほどのことがない限り、時間をかけて伝えていったほうが良い。
ということで、精神科実習でも、臨床の場面の
あらゆる救命においても活かされる傾聴。
卒業してからも、また再会できたら嬉しいです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。